2018年7月29日日曜日

MAXモデル マニ36710 キット組み立て その3

MAXモデル マニ36710 床下の工作。

今回、床下の蓄電池箱を工房ひろ製のものにしてみました。
モデルシーダー製と比べ、ほぼ付属パーツと同じ大きさ、形状です。取り付け用の足のサイズが少しだけ大きい事が違うくらい。高価ですが、さすが工房ひろ製のクオリティーです。


今回、エアータンクは付属のプラ製にすることから、少しでも重くする事と、塗装しよくする為に裏面に鉛の板を埋め込みました。


隙間をパテ埋めして床板にとりつけ具合を見てみます。付属品箱はエコーモデルのパーツ。これも裏の凹みに鉛板を詰め込み、パテ埋めして滑らかにしています。


付属のエアータンクの裏面にも鉛を詰め込んで穴を目立たなくしています。ブレーキシリンダーとの高さの兼ね合いから、同じエコーモデルのエアータンクにすればよいのですが、足の下が空けているなど見た目が良いため、付属パーツを使っています。ブレーキシリンダーの足に2ミリほど取り付け座を追加すれば、より良くなると思いますが、面倒なので、今回はパスしています。


ボディー側に工房ひろ製の蒸気暖房管、開放てこと、開放てこ受けを取り付けてボディーをかぶせてみました。


今回、蒸気暖房管は方エンド側だけホース付きを取り付けてみました。

2018年7月28日土曜日

各社 蓄電池箱の違いについての考察

NAXモデルのキットを作るうえで気になるのがアフターパーツ。
今回は電池箱についてレポートしてみようと思います。
突然出てきましたが、工房ひろ様の蓄電池箱。1個900円はちと高い。

さて、ここに並べたのは各メーカーから出されている蓄電池箱。
左上から エコーモデル製(WM)   右上がモデルシーダー製(WM)
左下が  工房ひろ製(真鍮ロスト製)右下が純正(プラ)

モデルシーダーにはコンセプトがあります。それは「重くすることで、集電効率を上げる」です。他のメーカーさんが純正置き換えでリアルなもの。



なので、横から見るとそのコンセプトは明らかです。真ん中左がモデルシーダー製。他よりも肉厚もあり、いかにも重そうです。エコーのものはディテールは標準的ながら、少し軽い目です。コレだと純正のプラ製品の裏側に粒鉛を詰めたほうがいいかも。
真鍮ロスと製の工房ひろさんはさすがスーパーディテール。扉のコックも穴あき表現されていますし、差込のアンカーに0.1ミリ大きく、長さが0.2ミリくらい長いということをんぞけは完璧ですね。見場もよく、簡単に置き換えられるのは工房ひろさんの蓄電池箱って所です。高いのが玉に傷。




厚みの違いは各メーカーさほど差異はありませんでした。

MAXモデル マニ36710 キット組み立て その2

Maxモデル マニ36710の製作その2です。

今回は妻梯子の作成です。マニ36700ではモデルシーダーの2重屋根用妻梯子のキット付属パーツでそのまま組んで取り付けたのですが、足掛けの部分の真鍮腺が少し太いように思えたので、今回はより細い線(0.3ミリ)で作ってみました。

また、ボディーに取り付ける際、位置決めで苦労したので、今回、位置決め用の真鍮腺を追加して、接着剤を塗った梯子が妻板に一発で取り付けできるよう工夫しました。これで強度も上がります。

ボディーに位置決め用の穴をあらかじめ開けておき、梯子に接着剤(瞬間接着剤)をほんの少しだけ塗っておいてから、そこに梯子の足を差し込めば、接着剤がはみ出ることなく、一発で綺麗に取り付けすることが出来ます。

実は、資料写真を見ると2重屋根用の妻梯子は妻上にあるリベットと、妻下にあるリベットに足の部分のリベットが友締めされているのですが、モデルシーダーの梯子では、少し丈が足りないようです。

写真にちょこっとだけ写っていますが、モニター屋根の立ち上がりの部分、パーツを合わせる部分に大きな隙間が出来てしまっているので、そこは気持ちだけパテ埋めしています。
雨樋止めはモデルシーダーのパーツ。尾灯掛け、標識灯、幌枠ステー、はエコーモデルのパーツ、製造銘版は工房ひろさんのパーツを使用しています。

サボ受けなどもエコーモデル、デッキ手すりは0.3ミリ燐青銅腺からの自作パーツです。


屋根上につかみ梯子も付けています。取り付け角度などは資料が少ないため、斜め下方から見えている写真を参考に、大きさ、向きは想像で取り付けています。この角度から見ると、妻梯子の足掛けの腺を補足した効果が伺えるかと思います。

後はボディー下面に付くパーツ類の取り付けですね。デッキステップ、蒸気管、エアホース、開放てこと開放てこ受けの取り付け、あと何かあったっけ?

2018年7月23日月曜日

MAXモデル マニ36710 キット組み立て その1

マニ36710の作成


マニ36700は無事完成したので、お次に参るとします。
次はマニ36710。リベット少なめなのが特徴です。200両の限定販売でした。
マニ36700で失敗した屋根。塗装をしてから組み立てた為、接着が甘く、屋根を外す度に壊れてしまうということになってしまいました。なので、今回は塗装前にしっかりと組み立てました。塗装前だと簡単にサクサクッと組み立てられます。

妻周りの加工、「雨樋」「尾灯掛け」「製造銘版」の取り付け部分に0.45ミリのドリルで穴あけをして取り付け。「テールライトケース」はパイロット穴を0.4ミリで開けておいて2ミリのドリルで穴あけをしました。デッキ手すりは0.35ミリで穴あけをしておきます。

前回はエコーモデルのテールレンズケースに付属のレンズを使いましたが、天賞堂からでているテールレンズもエコーモデルのテールレンズケースにぴったり合います。
丸みがずいぶん違います。左がエコーモデルに付属のレンズ。右が天賞堂のテールレンズ(大)現実的なのは付属のテールレンズだけど。色は天賞堂かなぁ。でも丸すぎなんだよなー。レンズなんて最後の最後に取り付けだけど、ちょっと悩んで気分転換。

さて、デッキ手すりでも作りますか。0.3ミリの燐青銅腺を手すり曲げ機を使って曲げてゆきます。このツールでコの字に曲げてから、「手すり一発曲げ機」を使って先を90度近くに曲げます。「手すり一発曲げ機」そのままで曲げると、出っ張りすぎな手すりになるので、0.23ミリになるよう「手すり一発曲げ機」を改造しています。

妻面とデッキ周りがほぼ完成。この後、デッキ部分はデッキステップを取り付けるだけです。荷物室ドアーの手すりも0.3ミリの燐青銅腺でこの字型に折り曲げ取り付けておきます。
さて、上回りはこのあとデッキステップを取り付けるだけです。
次は床板の作成です。MAXモデル2重屋根シリーズは2つ目なので、割とサクサクと工作が進みました。

2018年7月22日日曜日

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その11

マニ36700が完成しました。


床下のスイッチはテールライトの点灯、非点灯のスイッチです。それぞれのエンドにつけています。


室内です。窓の保護棒はFUJIモデルの保護棒をコの字型にまげて少し奥行き間を出しています。テールライト、室内灯はモデルシーダー製です。やはり集電が不安定ですね。コンデンサーを入れるか、集電ブラシを追加して全軸集電にするか悩みどころです。



窓セルはモデル倶楽部さんから「アクリル板のNC切削窓ガラス」が販売されようとしていますが、かなり高価な代物で。。 透明アクリルの板を使っておられる方もいらっしゃいますが、今回はキット付属のものをそのまま使いました。

2018年7月19日木曜日

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その10

塗装に失敗したマニ36700。
友人の提案でクリア吹きをして復活しました。
クリアを吹く前に、形式名などの表記類をレタリングして、クリアを吹きました。
その後に半つやクリアーを吹いて後は窓セルを入れ、室内灯を装備するだけかな。





2018年7月16日月曜日

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その9



ガーン。塗装をミスってしまった。
これは明らかにプライマーの厚塗りです。
ユズ肌をごまかすために上塗りしたのでボテッとしてるし。
ほんま塗装下手です。
テスト塗りではうまく行っていたのに。。。
作業手順も何もかも、とても勉強になりました。
このメーカーのキットは初めてだから、作業手順もミスってしまいました。

2018年7月15日日曜日

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その8


サンプル品を使って色合いのテストを行いました。
ボディーはモリタ鉄道カラーの581番のぶどう1号にしました。
某模型屋さんの特製完成品はぶどう1号と2号を配合しているそうですが、一度ぶどう1号をそのまま塗って、帯色との相性を見てみました。


 等級帯の色は皆さんいろいろ工夫されているようで、Gaiaから「鉄道省二等車青帯」という限定生産ですが、専用カラーまで出ています。

このGaiaの「鉄道省2等車青帯」の専用カラーは塗装のサンプル品をみてびっくりしました。私の思い描いている青帯と違って、蛍光色が強く、どうもしっくりこない。。私には青すぎるように思います。(知らんけど。笑)

二等車青帯もさながら、三等車赤帯についてはネットを徘徊しても情報がまったくありません。赤2号という記事はありましたが、ぶどう1号に対して赤がきついんじゃないかと思ったり。

いろいろな人に話を聞いても「実際見た人ないんだから自分の好きなようにしたら?」という意見が大多数。確かに。。



結局、ARU MODELから出版されている「往年の客車列車編成表」の巻末にある客車塗色・表記一覧表を参考にしました。ただ、一等帯に関しては、GMカラー37となっていますが、少しクリームがかった色にしたかったので、GMカラー21番 アイボリーAとしました。

2018年7月14日土曜日

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その7

塗装を開始しました。
ショップの方からB品のサンプルボディーを頂いたので、それを使って塗装のテストから開始です。
塗装をする前に、プライマーを塗らないといけないのですが、いろいろ考えた結果、今回はガイアのマルチプライマーを使うことにしました。
本家染めQさんのミッチャクロンの指導のもと、作成されたそうですが、商品ラベルの商品名の横に括弧付けで(ミッチャクロン)と書かれています。?。
モデルシーダーさんの話ではミッチャクロンはプラを侵すと聞いていたのですがこれ大丈夫?

とりあえず、ネットでイロイロ調べても、密着性はとても良いとのことなので、サンプル品に吹いてみました。プラを侵すような感じは見受けられません。塗装後の感じも本家のミッチャクロンとあまり変わらないような。。
で、サンプルはスハニなので、内装色に選んだMr.Colorの43番(ウッドブラウン)を吹いてみました。
エアブラシは0.5ミリを使っています。なかなかいい感じです。

ということで、マニに吹くことにしました。荷物車なので、内装は淡緑色。
なかなかいい感じですね。

そのまま屋根裏も吹きました。手元にある資料の写真を見る限り、側板より上の屋根の部分は一般客車と同じ白色に見えます。荒いモノクロの写真なので、想像ですが、それ以外ないでしょうという結論です。純白もなんなので、グリーンマックスのレールカラー21番のアイボリーAを塗っています。

床板は木製なはずなので、ちょっと濃い目、ブドウ1号にブドウ2号を加えた色に塗っています。(もちっと赤を抑えたほうがいいかも)
で、モニター部分の明かり窓裏は写真から見る限り内装色と同じ感じなので、淡緑色に塗っています。(もしかしたら、一般客者と同じウッドブラウンなのかも)

そして一晩乾燥させました。

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その6

デッキステップの件。やはり簡単に取れそうだったので、取り付け方法を変えました。
0.2ミリ厚の真鍮板が手元にあったので、それにステップを半田付けし、接着してみました。 この方が断然強度がありそうです。

2018年7月11日水曜日

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その5



床周りに蒸気管とエアホース、デッキステップを取り付け。
デッキステップはいずれ取れそうな感じ。真鍮の薄板にデッキステップをハンダ付けして、それをデッキの下に接着したほうが丈夫に付きそうな感じですが、せっかくデッキが薄く表現されているのが台無しになるのでどうしたら良いのか。。

妻面に標識灯を取り付けるための穴あけをして標識灯を取り付け。製造銘版を取り付けた後、妻梯子を取り付けました。ダブルルーフ用の妻梯子はモデルシーダーから販売されていますが、梯子の足掛けの部分の真鍮腺の腺が太いように思います。0.3ミリ程度のほうが良いかも。

あと、車掌室側の床下に蒸気トラップを取り付けようかと思ったのですが、台車と干渉するため断念しました。まぁ、そう見えるパーツでもないので。。

あとは塗装と組み立てだけです。たぶん。。笑

2018年7月8日日曜日

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その4



妻部分の工作と、デッキ手すりの取り付け。
雨樋縦管ステーはモデルシーダーの配管受け0.6ミリ用。
尾灯掛けはエコーモデルのパーツ。
デッキ手すりは0.3ミリリン青銅線を使った自作物です。
荷物室の扉手摺りも0.3ミリのリン青銅線からの自作ものです。
これでボディーと床下のディテールアップは終了かな。
あと、塗装後にデッキ手すりと荷物室の取っ手を取り付ければ終了ですか。
あ、荷物室の格子や、室内床のリブ、室内仕切りなどは塗装後かな。

あら、標識灯と、梯子の取り付けがまだでした。

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その3


床下機器の設置が終わり、目立つ部分の配管を行いました。
写真に写っているKATOのロスト製TR-23は撮影用のものです。
実際は日光モデルのTR-23を使う予定です。

ホワイトメタルのブレーキシリンダーを使っていますが、ホワイトメタル製のブレーキシリンダーの扱いはどうも苦手です。ブレーキ腕の部部をいつも折ってしまいます。

袋から出した状態はいつもどこか曲がっていて、それを修正している間に折れちゃいます。ましてブレーキ引き棒を入れる穴は、どうもバイスであけ辛い。センターが決まらずぶれちゃいます。。今回は穴あけをせず、芋付けしています。

ブレーキ配管や、ブレーキ引き棒のステーは、マッハ模型の屋上配管止め0.4φ用を使っています。

2018年7月6日金曜日

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その2


まず手始めに塗り分けのいらないマニ36700 ( マニ31  ) から製作に入ります。
手始めに床下機器の作成から始めました。
キットは床下機器を含めすべてプラパーツなので軽すぎるため、床下にはモデルシーダーさんから発売されているホワイトメタルのものを使用しています。
接着剤が硬化したらパイピングに入ります。

蓄電池は工房ひろから、ブレーキシリンダーはニワのものはより精密感があるのですが、編成分となるととても高価となるので、あらかじめ手に入れていたものを使用しました。

車内もある程度作り込む予定です。ついでに荷物も載せようかな。

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その1

MAXモデルのキット組みにやっと取り掛かりました。
テストショット用のB品ボディーが手元にあるので、ディテールアップの為のパーツの取り付け練習をして見ました。

モデルシーダーの特製完成品ではデッキ手すりの張り出しが少し多いように感じます。恐らくエコーモデルのデッキ手すりを使っているのかと思われますが、エコーモデルのものは0.4ミリ。モデルシーダーの杉本さんの話では0.3ミリとのこと。


ということで、0.3ミリの燐青銅腺を使ってデッキ手すりを作り、テストしてみました。
ついでに、モデルシーダーさんから発売されている配管受けを使って雨どい縦管を取り付けてみました。

左はエコーモデルサイズ。右が0.3ミリ折り返しを少なくした自作手すり。穴は0.3ミリであけていますが、妻側の穴がデッキ扉側に開いてしまいました。穴あけの際はかなり慎重に開けないとダメです。

雨どい縦管のアップ。こちらは0.45ミリの下穴を開け少量の瞬間接着剤で取り付けています。概ねのテストはこんなもんですか。さて、そろそろ本番に取り掛かりますか。

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