2018年8月26日日曜日

日本精密模型、マニ60ひとまず完成

日本精密模型のマニ60、全て完成しました。
上はオーバーコートなし。下はGMカラーの44番、半つや消しをオーバーコートしています。下回りの塗装はしていません。
やはり、面倒くさくても、オーバーコートした方が質感があがります。
が、集電が安定しません。巷ではKATOのスポーク車輪に交換すると良いとか。
手に入れば交換して見たいと思います。

2018年8月23日木曜日

日本精密模型の室内灯と尾灯

日本精密模型のマニ60、0番台 Type1 1-20(CJ-1010-01)と21-42(CJ-1010-04)。ずいぶん前に入手済みだったのですが、いつまでたってもオプションの室内灯と尾灯が発売されないので、作成しました。

室内用はLED1個タイプでは夕庵式が有名ですが、どうも上手に出来ないので、手元にある模型ショップタムタムから発売されているHO用室内灯(電球色)があったので、それを使ってみました。この製品は明るさが可変抵抗で調整できるので優れものでお勧めです。


微妙に幅もピッタリ。長さを少しだけカットするだけでジャストフィットです。


幅は屋根板を固定する穴ギリギリ。高さも屋根板をはめればガタ付かない程度に固定できます。


さて、肝心の集電はリード線を外し、リード線の付いてたところに燐青銅版で作った集電板をハンダ付けすれば仕切り板に元からついている室内灯用の接点に当てることが出来ます。



仕切り板に付いている端子、床板と離れていることはこの模型を持っておられる方ならご存知かと思いますが、端子の先は出っ張りがありバネが付くのだと考えられましたので、0.25ミリの燐青銅腺で作ったバネを取り付けて床板との接点にしました。


次は尾灯の工作です。室内灯は簡単に出来たのですが、尾灯はそう簡単に出来そうではありません。テールライトケースに穴を開け、砲弾型LEDを利用してる方のブログは拝見させて頂いたのですが、私の場合、チップLEDを利用する方法を選択しました。
テールライトケースについている導光用のプラスティックの一部を削り、リードを付けたチップLEDを瞬間接着剤で固定しました。点灯テストではかなり光漏れが確認できたので、アルミテープで遮光をしています。


次に、薄手のベークライト版をテールライトケースのサイズに切り出し、そこに抵抗、CRDを固定。ベークライト版はテールライトケースに両面で固定しました。それぞれを結線してテールライトユニットが完成します。


次はテールライトケースへの集電です。床下にテールライトの為のスイッチが付いているので、これも利用します。集電用のバネがそのままの状態だと、スイッチをオフにした際バネの端を巻き込んでしまうので、それを避ける為燐青銅板で底を少し丸くしたあて板を作りました。


車体に戻して完成です。



2018年8月19日日曜日

TR-71見つかる!

日光モデルのTR-71。
食堂車に必要なので、お店を色々物色していたのですが、どこにも見当たりませんでした。

TR-73なら沢山ありますが。。で、未組み立ての棚を物色していると、未組み立てキットの箱の中に2つ同梱されているのが見つかりました。ホッ。

ただ、TR-73とは異なり黒染め車輪じゃなかったり、走行性能向上の対策が施されていなかったり。。

走行性能に関しては写真のTR-73のようにしたいのですが、端張りやブレーキ釣り合い梁を付けるとこうも行かなくなるので、どう工作するか悩ましいところです。


2018年8月16日木曜日

MAXモデル マニ36710 キット組み立て その6

マニ36710完成。
今回も色々試行錯誤してました。マニ36700でうっかり忘れていた床板の表現。
冨塚商会のトワイライト用や、サンライズ用の室内シールがうちにあるのですが、宅配で送られてきた梱包が冨塚さんが使っているシールのケースだったという。笑 少なくともネタばれです。まぁ、印刷データのほうがとても重要で、使っているシールシートの商品名なんてばれてもかまわないでしょうけど。実はその商品は既に生産終了品だったという落ちがついていたという。
代替品を探していると、A-Oneのフィルムラベルシールが紹介されていましたので、それも既にお家にあるという用意のよさ。
ネットで拾ってきた木目床のイメージを、グーッと横に伸ばしてカラー調整して印刷しただけという簡単仕上げ。色目はだいぶ赤を飛ばしたのですが、それでも赤かったという。もったいないので、床板に貼り付けてしまいました。
電池箱に工房ひろさんのパーツとか使って、贅沢しているので、室内灯はTomixの電球色が沢山在庫あるので、それを使っています。電球色といいながら、それでも少し青いですが。
左右の台車を接続する結線は床下に仕込んであるので室内は割りとすっきりしていますが、スイッチ周りがゴチャですね。
標識灯はTomixのハネ用の標識灯基盤がたまたまパーツボックスに2個あったので、それを使っています。LEDは砲弾型1灯から、1608チップLED2灯に換装しています。

デッキステップはマニ36700で作ったものとまったく同じものが塗装済みとしてFUJIモデルさんから販売されていたので、手間省きとして準備していました。なので、今回は貼り付けだけです。


マニ36700(マニ31-3)とマニ36710(マニ31-11)とのツーショット。
艶なしと半艶の差はさほど目立ちませんね。


あ、反射させても写真ではわかり辛いですね。笑
マニ36710(下)のデッキステップの奥に蒸気とラップがちらりと見えます。と、こう書かないと誰も気づいてくれない。あともう一つ。保護棒の件、サクッと使っていますが、これFUJIモデルの塗り完成したパーツ。「広」と「狭」の2種があるのですが、お分かりですか? 上が「狭」、下が「広」です。どちらかというと「広」のほうがしっくりしています。


最後に、2両を多焦点合成した写真を。。



さ、この次は、本番の「燕」の作成に入ります。
9両、斑なく組み上げられるか!

2018年8月11日土曜日

MAXモデル マニ36710 キット組み立て その5

MAXモデル マニ36710 床板の加工と塗装作業。
マニ36700と同様、日光モデルTR-23を加工して絶縁車輪側に集電ブラシを取り付け、全軸集電にする予定なのですが、室内に配線を這わせたくないのでマニ36700と異なり床下に配線を這わすことにしました。
せっかくなので、実車同様に配電管風に燐青銅腺2本を配管支えにハンダ付けして梁の内側に挿入してみました。

室内側に配管支えの足を出し、そこから電力を取り出す仕組みです。真ん中は使用しません。

床下をつや消しの黒で塗りました。工房ひろさんの電池箱、かなりいいですね。シャキッとしています。

さて、塗装に入るのですが、床板止めを取り付ける際、接着剤がボディー表側に流れてしまったという失態をしてしまいました。なので、ぶどう1号を吹いた後はクリアーでごかまさないといけません。汗
まず室内の淡緑1号を吹き、マスキングをしてボディーの塗装をします。吹いてみて初めて判ったのですが、クリアだけでは誤魔化せないほど重症でした。(被害部位は写真に写ってないという)

ボディーは塗ったのですが、被害部位を溶きパテで補修後、再度上塗り。よく見ればまだ凹凸が見えるのですが、クリア塗装をして見ました。完全乾燥前なので、まだボテボテに見えます。

完全乾燥したら落ち着きました。台車、床板、屋根を取り付けてみました。

なんか光沢仕様もいい感じですね。完成しているマニ36700と比較してみました。全検あがりか新車常態かって感じですね。これでもいいかなぁ。でもヤッパリこのあと半艶クリアを塗ったほうがさらにいいんだろうな。

この後、ガラスパーツを取り付け、保護棒を取り付けたらボディー完成です、テールライト、室内灯を取り付ければ完成となります。あともう少し!

2018年8月7日火曜日

MAXモデル マニ36710 キット組み立て その4

マニ36710。今日ボディ内側の塗装をしました。
上塗りは明日の予定。明日は帰宅後からマスキングです。
さて、それまでの間、台枠(床板)の追加作業をしてました。
蒸気トラップはマニ36700の時にも取り付けようかと思っていたのですが、台車との干渉を恐れ、取り付けないことにしていました。
今日改めて、台枠の図面を見ていると、なんかギリギリで取り付けられそうな気がしてきました。


ついでに、これは裏返してじっくり見ないとわからないパーツですが、電気配管を台枠の1番内側に取り付けました。台枠の端から端まで貫いている2本の電送管です。
両端はパイピング用の足を取り付け半田付け。長く突き出た足はこの時点ではカットせずそのままにしておきます。つまりこの2本の燐青銅線には通電させるということです。



表から見たらこんな感じです。真ん中以外のピンに前後の台車から給電させます。照明やテールライトもこのコモンレールから給電させます。



2018年8月5日日曜日

MAXモデル マニ36700 キット組み立て その12

マニ36700完成しました。

日光TR-23用のブレーキ装置セットを取り付け、全軸集電にするための集電ブラシを取り付けひとまず完成しました。


製作中のマニ36710。塗装を待つのみとなりました。
塗装が終了したら、室内灯、テールライト、集電関係を装備して完成となります。
もうじきですね。でも来週末は台風が。。


塗装の練習に使ったボディー。ツヤピカ展望車はどんなのか磨いてみました。
って、磨く必要の無いように下地をしっかり作ったほうがいい事も判明。
リベットがあるから本番は研磨剤で磨くことが出来ません。
本番は艶ありにする予定ですが、ツヤピカまでしませんからぁ。

2018年8月4日土曜日

内装色の考察と、外装の塗装練習。 その2

塗装の練習。一等帯の塗りわけなど。
先日、一等帯を吹いて、エアブラシを洗浄して組み立てていたのですが。。
今日、マスキングをして、吹き込み防止のために、マスキングの上からもう一度クリームを塗ろうと思ったら。。どうもエアブラシの調子が悪いことを塗る前に見つけた。
はじめは洗浄不足かなと思い、分解してみると、ノズルがどうもおかしい。
よく見ると、ノズル取り付けのネジが切れてしまっていた。
先日の分解洗浄のあと、締めすぎたようでした。
今日、ボディー色を塗ろうと思っていたのでがっかりだったのですが、0.3ミリのエアブラシがあるので、それで吹くことにしました。


塗り終えてますきんぐをはがしてみると、窓周りに少し吹き込みが。ますきんぐをしっかり抑えていなかったから? あ、マスキングの後、もう一度中性洗剤で洗ったからでした。マスキングの後は洗うべからずでした。ヤッパリ塗りは素人です。笑
帯の塗りわけは、かなりイイ線いっていると思います。
白っぽく見えるのは、写真のせいです。本番では、インレタを貼った後、クリアーを塗って、半艶クリアーで艶の調整をするので、もう少し色が深くなると思います。


塗ってみないとわからないので、急遽クリアー塗装してみました。こんな感じです。つやつやにするには水研ぎなんでしょうけど、リベットのところの塗装がはげそうなので、ぶどう1号を塗っている段階で研がないとダメですね。実物は黒漆だったかな。光沢の黒ですか。食堂車も含め、全車、半艶仕上げかな。


窓周りも表からは問題ありません。窓周りの吹き込みも、窓セルをはめてしまえば判らなくなるんですけど。



逆サイド。一部、窓周りに塗り残しがあります。本番ではこういうミスが内容にしないと。

2018年8月3日金曜日

内装色の考察と、外装の塗装練習。

内装と、外装の塗装テスト。

前回、マニ36700を作成する際、Gaia multi primerを薄く塗ってから内装やボディー色を吹いたのですが、塗装面が荒れてしまいました。色々調べた上で、プラは大丈夫だと思っていたのですが、やはりダメだったみたいでした。

RM Modelsなどでお馴染みの獄部氏は実は私の高校の同級生で、彼にアドバイスをもらった結果、「プラ用塗料はプラにしっかり食いつくように出来ているので、プライマーはいらない。荒れるよ」というアドバイスをもらいました。

マニ36700は結局塗装の荒れをクリアーで押さえ、半艶クリアーで仕上げなおすという手間が掛かってしまった上に、厚ぼったくなってしまいました。

「燕」編成に取り掛かる前に、マニ36710の塗装で試すのも良いのですが、その前に手元にあるサンプルの二つ目を使って、プライマー無しで塗装するテストをして見ました。

写真は内装を塗った後、マスキングをして帯色のアイボリーを吹いた所です。実に綺麗な塗装面です。これでしっかり食いついていれば言うこと無しです。

内装色は一回目のテストと同様、ウッドブラウンを吹いています。




写真は京都鉄道博物館に保存されているマシ28の内装の写真です。大阪の交通科学館から移送されてレストアされているので、当時の復元かどうかは不明ですが、落成時は恐らくこんな感じだったのではないかと思われます。


こちらは同じく京都鉄道博物館に保存されているマロネフ59の内装の写真です。マシ28と同じ内装から、これも大阪交通科学館から移送された際、レストアされているものと思われます。


こちらは、ウッドブラウンにクリアーオレンジを重ねた色見本です。近い色が出ているのではないかと思います。光沢に仕上がるのも良い印象ですが、クリアーオレンジはムラになりよいので、エアブラシ塗装といえども難しいです。


今日は、こんな感じで塗装の練習を兼ねたテストをしていました。

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