2023年7月5日水曜日

Maxモデル スイテ37000用 インテリアキットのご紹介

 Maxモデル スイテ37000用 インテリアキット

7,000円

スイテ37000

とにかく、分らんかったことが多すぎて製品化がなかなか進みませんでした。
まず内装の意匠が展望室の一部のみしか写真がなく、サロンの座席や内装の意匠、固定座席の意匠など。
はっきりとわかっている事は、室内照明用のライトカバーの意匠、展望室、サロン壁にある飾り照明の意匠、展望室のソファー。。これくらい。
他のキットも同じですが、壁の色が全く分かりません。判っているのは「この車両の展望室は白木屋式と呼ばれた洋風デザイン」という言葉だけ。白木屋って何?

現在目で確認できるものは大宮の鉄道博物館にある「マイテ39」とは兄弟車なんですが、内装が全く異なりますので参考になりません。
あとは京都鉄道博物館の「マイテ49」。スイテ37000の8年後に製造されています。いろいろ改造はされていますが、内装の意匠は原型と言ってよいほど。非常に参考になりますが。。

製造されてから、内装は幾度となく塗り重ねられているだろうし、当時は車内で喫煙もできたので、たばこのヤニの色もあるだろうし。あの赤茶色「飴色?」は製造当時のままなんだろうかという疑問も沸きます。

話は戻って、「白木屋式と呼ばれた洋風デザイン」。白木屋をググっても、内装のデザインは判りません。じゃ、基本に戻って、車両史へん纂会さんから出ている資料には「白木ワニス塗り」とあります。ワニスとは、今のラッカー系塗料のクリアーが少し黄色くなった感じの色です。

そういういきさつでこの内装色にしています。決して「適当」ではありません。「飴色」も作りましたが、模型的には「?」な部分もあってこっちにしています。(意見は個人的見解です)

ではこの「スイテ37000用インテリアキット」の特徴紹介します。

3Dパーツ達です。
奥左は展望室にある本棚です。その右はサロン室にあるカウンターです。
手前左は展望室のソファー(2人掛け)、同じく展望室のソファー(1人掛け)。
その右がこのキットの2つ目の目玉、「サロンの回転座席」です。
白いのはトイレと洗面。このほかに給仕室の椅子など含まれます。
3Dパーツ

インテリアシールに関しては、他のシリーズと同様、レーザーカットした仕切り台座にシールを貼るという形式。展望室の窓パーツはとても目立つので、このシールを貼ることでわからなくなります。
インテリアシール類

室内灯を入れたらこんな感じです。


商品に含まれるもの
シート類
 ①組み立て説明書
 ②仕切り板シール x 1
 ③レーザーカット仕切り板ベース x 1
 ④レーザーカットの床板 x 1シート

3Dプリントパーツ
 ⑤展望室ソファー x 10脚(1人掛け x 9脚、二人掛け x 1脚
 ⑥サロン室の回転いす x 9脚
 ⑦4人コンパートメント室用いす x 4脚(右2脚、左2脚)
 ⑧給仕室用椅子 x 1脚
 ⑨車掌室用椅子 x 1脚
 ⑩トイレ x 1器
 ⑪洗面台 x 1器
#鉄道模型 #HOゲージ

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ村に参加しています

PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 車両加工へ
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 16番(HOゲージ)へ

サンステラ高剛性レジンでオシ16を作る

 前回はサンステラさんの高剛性レジンについてレポートしてみました。 今回はモデリングしたオシ16をプリントして組み立てに入るまでの下処理について動画を作成しています。 光硬化タイプの3Dプリンターの仕組みについては別の方のブログなどを見ていただくとして、まずは出来上がったパーツの...