2019年10月5日土曜日

MAX Model マイネ37130をマロネ49で仕立てる その③ 台車の改造とパーツの充実

今回のマロネ49の台車は「TR-73」現在市場には品切れ状態が長く続いています。
作っている車両の種類上、TR-73,TR-71は常に在庫をしておきたいのですが、ほんと手に入らない状態。ついこの間、魔が差したようにそれぞれ1セットずつ手に入りましたがまだまだ少ないのが現状です。

さていきなり衝撃的な写真ですが、我が工房の3軸台車の定番加工がこれです。
当鉄道ではカーブポイントが多く使われているのですが、このカーブポイントの通過制度が極端に悪い。必ず「ノーズに乗り上げて脱線」してしまいます。

大きな原因が3軸固定で出てくる1軸目と3軸目の軸間の長さこれを解消するにはこの方法が簡単? なので当鉄道では採用している次第です。やっていることはそう難しくありません。3軸の内、2軸を遊動としているだけです。気をつけなきゃいけないのが、リンクと車輪が上がってショートしてしまうこと。私の場合、絶縁車輪側にはプラのワッシャを通電側へは真鍮のワッシャをはめてタイヤとイコライザが接触することを予防しています。


ブレーキ面がタイヤと面一にないのが許せないので、車軸固定側のみに横梁とブレーキを表現しようと思います。
梁は台車からアームを伸ばして鳥居が他のパーツを作ります。その先にTR-11などで余剰になったブレーキパーツを固定します。合いを見て大丈夫だったらダイヤに表現されているブレーキ部分を削り取ります。イコライザ関連もオーケーなら軸受けを削り取ります。
写真に見えるブレーキ梁はエコーモデルの製品を裏表張り合わせて強度を上げたものです。


出入口のステップ、エアホース、蒸気暖房管口を追加したボディーに、今回の台車を取り付けてみました。



さらにトイレ流し菅を取り付けて、あとは連結器解放てこを取り付けて外回りは完成です。

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