モアの台車は日光モデルのTR73と同じようにリジッドでねじれができない構造です。日光と違うのは軸箱稼動であることと、台車センターが本当にセンターであること。
軸箱稼動でも構造がリジッドであるので、走行性能はもう一つです。ジョイント音は軸箱稼動のおかげでよい音がします。
天賞堂のTR-11の本格的な軸箱稼動と違って、ピボッドの軸受けがバネで上下道できる構造です。パーツはとても小さく、なくすと大変です。軸受けはロスト製です。
真ん中のバネの色が違うのは、購入時に無くなっていたバネを何かの代用品を入れたものです。なんのバネだか覚えていない。。
私がこのマイテ39-1を購入したとき、既にバネが数個行方不明となっていました。各バネの定数を少しでも近づけるために、0.25ミリの燐青銅腺でバネを作ることにしました。
オリジナルのバネは内径1.2ミリ、なので1ミリのドリル刃をバイスに加え、それに0.25ミリの燐青銅腺を巻きつけてゆきます。巻きつけた後、少し戻りが出るので、仕上がりがちょうど1.2ミリになります。
こんな感じに仕上がります。同じ長さにカットして使います。
入れてみました。いい感じです。
台車を全てバラバラにしたついでに、色でも塗っておきましょうということで、プライマーを吹いてつや消し黒を塗りました。
で、私が最近お気に入りのウッドブラウンを下側からさっと吹いて立体感を出しておきます。
台車だけ汚れを表現してもおかしいので、床下機器もサクッと同じ色を下方から吹き付けて見ました。
さて、全体を組み立てたらやっと完成です!
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