2018年10月6日土曜日

モア マイテ39-1の再生 その2 オリジナル塗装の剥離

モア製 マイテ39-1その後です。




塗装の剥離を行いました。オリジナルの塗装は強固で、シンナーでは剥離出来ていなかったため、マッハ模型の「マッハ塗料剥離剤」を使って剥離してゆきます。ちょっと古くなっているせいか、粘度が高くなっているように思います。ちょっと使いづらいです。



全体に塗布し、15分くらい待つのを忘れ、浮いているものをこそぎ取るようにしてしまったので、数回にわけ剥離する羽目になりました。

この剥離剤、肌に直接しぶきでも掛かるとピリピリ痛いです。なので今回はビニール袋を手袋代わりに使ったのですが、それでもピリピリが少しありました。ゴム手袋は解けてしまい使い物になりませんので要注意です。

ざっくり剥離したところ。
まだ隅の方に塗装が残っています。


裏側も入念に剥離してゆきます。デッキ内は狭いので苦労します。


洗浄して見た所。まだ隅の方に塗膜が残っています。
ドアハンドルは撤去しています。


剥離剤での剥離後、細かい部分は、キサゲ刷毛で、広い部分は研磨布を使って塗装のプライマーの残ったものとか、経年で発生した錆びというか参加膜を取り除いてゆきます。
窓周りは角が立っており、塗装やプライマーが残りよいので、キサゲ刷毛で丁寧に金属の生地を出してゆきます。ついでに余分なハンダも可能な限りきれいにしてゆきます。


問題はこのような複雑に入り組んだ場所の塗装剥離。
数度にわけ剥離剤に漬けたあと、歯ブラシや筆で浮き出したと膜を取り除いてゆきます。
それでも隅の方にと巻くが残ってしまいます。こういう時、以前はバーナーでハラシて隅々まで綺麗にしてから、再組み立てをしていたのですが、出来が良いので、このままでできるだけ何とかして剥離することにしました。


裏から見ると余計にばらして組み直したくなりますね。
最近のパーツはチップLEDを仕込むことを考えているので、
電球を通せるようなこんな大きな穴や柱は立てません。
MAXモデルの車両の登場で、工房ひろからこの部分のより良いパーツがたくさん出ていますから、それを使って組み替えたいほどです。

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