さて、前回は空気調和装置へのダクトのカバーの制作まで行ったのですが、今回は屋根に付いている空気調和装置のエバポレーターと送風機の点検蓋の作成を行いました。
FUJI MODELから点検蓋のエッチングパーツは分配してもらえると思うのですが、これはマロネ40用で、恐らく形状が少し異なります。色々図面を探しては見たのですが、正確な寸法が書かれたものはなく写真からの判別となりますが、マロネ40のものは長方形に対し、モニター屋根のものはほぼ正方形と思われます。またモニター屋根用は幅も少し広いように思います。
いつものようにイラストレーターを使って作図し、シールに印刷します。それを0.2ミリ厚の真鍮版に張り付け切り出します。リベット止めされている屋根開口部の縁のパーツと本来の蓋パーツの2枚を切り出します。
リベットの位置に合わせ、0.4ミリのピンバイスで穴あけをします。穴あけができれば、シールをはがし2枚を半田で張り合わせます。
張り合わせたものを屋根に半田付けします。半田付けできれば、ピンバイスで穴を屋根に貫通させます。
その穴に0.4ミリの真鍮線を差し込み半田付けします。
長い部分を処理し、仕上げて完了です。
反対側も同様の作業で完成です。
梅雨の時期で塗装などできないので、次は室内の工作を始めます。
Adachiのキットは仕切り板なども付属していて、きっと通りに組まれているのですが、何分ショボイので、当工房の標準仕様に作り替えます。なので、組まれた仕切り板は撤去します。で、次に続きます。多分。笑
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