2019年2月21日木曜日

FUJI MODEL スハネ30-15の制作 その③ 床板アングルの取り付け~下塗り

雨樋の縦管の取り付け、屋根上ステップの取り付けをしました。
縦管は工房ひろの取り付け足3つのタイプ。これも判断が難しいのですが、真鍮丸棒を割ピンで固定したほうが丈夫に出来ます。ロストパーツは精密でよいのですが、金属が柔らかいのが玉に傷。ちょっと当てるだけですぐ曲がってしまいます。表面もザラザラです。真鍮丸棒は同じ真鍮でも鋳物じゃないので固いですし、表面がツルツルしていて奇麗です。
丸屋根用の屋根上ステップはきっと付属のものです。
あと写真に写っていませんが、札差し等の取り付けもしています。これも色々な取り付け方法があると思いますが、私の場合、オーソドックスに、取り付ける場所のボディーに、少し半田メッキをしてからパーツを置き、半田ごてを近くのボディーにあて、伝導熱で溶着しています。




床板取り付け用のアングルをボディーに取り付けました。
きっと付属のものは、長いL字型アングルで、これをボディーの裏側にそのままはんだ付けするのが一般的ですが、私の場合、室内パーツの取り付けを考慮して、床板のねじ穴の部分だけ、付属のパーツをカットして取り付けています。その分、ボディーの強度は落ちますが、今回は妻板の取り付けに1x1ミリ角線を充てて補強をしているので、強度の低下による影響はほぼありません。



これでボディーは一通り出来上がりましたので、塗装に向けての準備をして、プライマー塗布ののち、サーフェイサーを吹きました。

塗装に向けての準備とは・・・。
①組み立て時に付着した皮脂や、半田付けの時に使用した塩化亜鉛溶液、金属の削りカスを取るための中性洗剤洗い。
②プライマーの食いつきを少しでも良くするための足付けとしてクレンザーでの研磨。
③金属の酸化被膜を除去するためのブラスクリーン洗い。
④ブラスクリーンを除去するための十分な水洗い。
特に③は重要です。これを怠るとせっかくぬった塗装が簡単にはがれてしまいます。


プライマーや、サーフェイサーなど、ボディーの広い面に塗装するときはオリンポスの0.8ミリエアブラシを使うことが多いです。絶版品で貴重です。重宝しています。



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