2022年6月2日木曜日

モデルアイコンのマロネ40

 モデルアイコンからプラキットのマロネ40が発売されています。まだ市場に残っているのかな?

鉄道模型工房でもブラスキットのマロネ40は沢山作ってきたので、このキットには興味がありました。数に限りはありますが、数両制作してゆきたいと思いいろいろ考えております。

現在の進捗はまだまだテストの段階で前にはなかなか進んでいないのですが、ブラスキットで使っていた内装と、試作している内装仕切り板も3Dプリンターでテスト中です。

以下は、現在作業中の写真です。


3Dプリンターで作っていた椅子類。今回のキットに合わせ、窓セルの当たる部分の逃げをつけてデータの作り替えを行いテストをしていますが、これはほぼほぼ完成に近いです。


ブラスキットで使っていた(模型コンテストの車両にも使っていた)内装シールも今回のキットで寸法の違いがないか確認しているところです。


新しく制作中の内装仕切り板。3Dプリンターで制作しています。
ブラスキットでは透明アクリル板や、プラ板に内装シールを張ったものを使っていたのですが、立体感が少ないのがネックでした。今回は3Dプリンターで凹凸を持たせ制作しています。ただ、これにシールを張ることはできませんので、内装色は塗装表現になるのですが、木目などのディテールの表現はできません。双方一長一短あるのですが。これは劣らく没になりそうです。内装シール方式のほうが、見た目がかなり良いです。


いろいろ試行錯誤して制作していますが、内装仕切り板はおそらく従来通りのアクリル板に内装シールを張る方法に固まりそうです。なぜかというと、3Dプリンターで作ったものは、形状によっては硬化後の変形の予測が立たないことです。最後の写真を見ていただくとわかると思うのですが、かなり変形しています。これでも変形対策は十分に行っているのですが、時間の経過とともにさらに変形が考えられるので、使い物にはならないということです。こういう板状のものには向いていないです。案がまとまり次第政策を進めてゆきたいと思います。今しばらくお待ちください。

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