2021年1月17日日曜日

U-Train製 南海22001系の作成 その⑥ 正面窓の厚みをなんとかする

 U-Train製 南海22001系の前面はロスト製ですが、これは良い点でもあり、悪い点でもあると思います。悪い点は素材の厚みです。これを解りにくく、かつかっこよくするためにまず、塗装で表現します。

サッシの塗装をします。烏口を使うのでしょうが、実は私、烏口が苦手で、いつもマスキングをしてエアブラシで塗装をしています。まず、マスキングをします。使う塗料はライトシルバーですが、下地として黒を塗ります。


下地の黒を素材の厚みの70%(2/3)をマスキングし、ライトシルバーを塗装します。上の写真は素材の厚みの2/3をマスキングしたところです。マスキングを剥がしてみました。かなり良好です。

さて、さらにひと工夫します。使うマシンは最近導入したSnapmaker2.0です。3Dプリンターでありながら、ヘッドを交換することで、レーザー彫刻や、マシンニングができる優れものです。

これを使って1mmのアクリル板を窓の形状に合わせ0.8mm彫り込みます。

0.2mm残った部分を窓サイズより少し広めにカットして車体にはめてみました。メチャメチャイケてます。方向幕も同じように作りました。

こんな具合で、マシンニングで作成した窓セルは大成功。ただ、ここまでぴったりの物を作るのに、100個くらい試行錯誤していることは内緒です。笑

今回はここまで。。さて、南海22001は佳境に入りますよ~。

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