まず、床板の加工から入ります。標準ではホワイトメタル製の安置クライマーを取り付けるだけなのですが、チョット寂しいので連結器開放てこと受けを取り付けました。解放てこは燐青銅線からの曲げだしです。あと、蒸気管、ブレーキホースの取り付けと、割とあっさり目に仕上げています。
台車は日光モデルのTR73を使用しています。日光のTR73はカーブポイントの通貨精度がとても悪く、3軸台車の軽快な3拍子が効けませんので少し改造しました。
3輪のうち、1輪はそのまま固定とし、中間車軸と反対側の車軸のピボットを削り取り、この2輪でイコライザ化しています。
室内灯も準備しました。床板とボディーの接続は0.25燐青銅線でばねを作り、床板に取り付ける端子と接続されます。
床下機器で最も苦労するだろうと思っていたのは、KM3型の冷凍機箱です。市販品のパーツは存在していませんのでスクラッチビルドとなります。
まず、表部分から制作します。図面から各寸法を割り出し、それぞれの幅の真鍮帯板、燐青銅の帯板を用い作成してゆきます。奥行きも図面とほぼ同じ寸法にしています。
チョット形になってきました。
これに内側からエコーモデルから発売されている精密メッシュを使います。
熱交換器とコンプレッサーをつなぐパイピグも追加し台枠への吊り金具をつける前ですが、ほぼ完成しました。
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