2024年1月16日火曜日

Maxモデル 特急「つばめ」のインテリア制作に入りました その③ スイテ37020

 次はスイテ37020です。

「或る日の富士」でスイテ37000を作っているので、苦労せずできました。

スイテ37000とは異なり、座席の区画がコンパートメントに代わっているくらいですね。コンパートメントのスペース確保のために、展望室とサロンが縮小されています。その分展望室の窓幅も狭くなっています。模型的には「行灯」が目立ちます。

コンパートメントの部分は寝台にも使えるよう設計されたとありますが、要は一等寝台をまんま使って簡略化したというほうが良いんじゃないの?

なので、コンパートメント部分はマイネの物を持ってきて、座席もマイネの物を使っています。展望室のソファーはスイテ37000では藤椅子だったらしく、それば塗装で済ませていたので、スイテ37000のソファーをそのまま塗装違いで表現。

問題はサロンの回転椅子です。写真ではスイテ37000とは異なるものの様に見えてしまうのですが、図面的にはスイテ37000と同じ椅子が書かれています。こうなれば「当時にタイムスリップしてスマホで写真を撮ってこよう」なんて無理なんで、スイテ37000は頭とひじの部分だけカバーがかけられていて、スイテ37020は「スッポリと収まるカバーが作られた」と勝手に解釈しました。なので、同じ回転いすを使っています。

スイテ37000にはバーカウンター見たいなものがあったのですが、スペースの関係でそれがなくなり、サロンと展望室のドアーが中央になったので、書棚も左右分割式なものに改められています。

前のブログで、プラの窓パーツを隠すとか書いていますが、アップの写真を撮りました。


こんな感じです。窓パーツの厚みを殺すレーザーカットの台紙と、シールと車体との位置関係が少しでも狂うとダメな部分です。これを合わせるのが一苦労。どころか相当苦労しています。今では経験値があるので、割と一発で合わせられるのですが、「或る日の富士」の最初のころは何回もやり直ししていました。
レーザーカット台紙で使っている紙も変更しています。新しいほうがシールを張った時の質感がとても良いです。

仮組したインテリアです。展望室のソファーはスイテ37000と色を変えて表現しています。サロンの回転いすは本来ではすべて白いカバーがかけられているのですが、それだと面白くないので、スイテ37000と同様、濃い赤いベルベットに頭とひじの部分だけカバーが掛けられているという表現です。左右に分けられた書棚もちゃんとモデリングしています。左にチラッと見えているのがコンパートメントの部分です。


お決まりのカタログショットで締めたいと思います。

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