2020年10月11日日曜日

U-Train製 南海22001系の作成 その②

南海22001系の制作が続きます。

今回は雨樋を付けるところから始まります。

雨樋はボディー下端から29.8mmの所につけるのですが、さてどのように半田付けするか悩みどころです。エコーモデルの雨樋治具では波打ってしまうんで、真っすぐ奇麗につける方法で悩むんです。今回はオシ16で使った方法で取り付けることにしました。

まず取り付けラインをノギスで卦がいてからマスキングテープをステンレス定規をガイドに張り付けます。マスキングテープの段に雨樋をのっけて部分的にマスキングテープで固定。そこに半田を流して固定します。乗務員ステップは、まず足と歩み板部分を半田付けしてから、裏から半田を流して固定します。


次は気分を変えて床下の工作をします。
運転席下の床下機器は殆どがロスト製なので、作りよいのですが、多少形がいびつで修正が必要です。水平に真っすぐに気を付けて半田付け。エアホースは2個同時に半田付けしてあとでカットしないと、とんでもないことになります。エアホースの足に当たる部分はエッチングで溝を掘って曲げているだけなので、曲げている部分を半田で補強しておかないと、完成してから「ポロッ」てなってしまうので要注意。

床下機器は全てロスト製。抵抗器は本体はロストですが、メッシュの蓋は洋白のエッチングパーツを別付けとなっています。メッシュはそれぞれを塗装後に張り付けることにします。

次は台車の組み立てです。これもすべてロスト製。パーツの大小で、熱保持率が変わるので、半田付けする順番も考えないと。。って組み立てていると、実物写真となんか違う。
実物の台車は、アンカーがすべて左向きについていますが、キットのパーツは、2ペア分が逆向きとなっていました。

これが噂のエラー品ですね。で、なぜか家にあるU-Train製 南海22001系用台車キット。これを見てみると、エラー解消されていました。

で、すべて組み立てて台車は完成です。


さて、工作は車体に戻して、車端の昇降ステップの取り付けをします。これもすべてロスト製。とても小さいパーツなので、ピンセットでつまんで「パチン!」って飛んで行ってしまって、失くしたら大変です。セオリー道りだとなら裏から半田づけするのでしょうが、完成後に足が折れてパーツが取れてしまうんですよ。さらに前面パーツはロスト製なので、熱回りが遅く、半田が解ける温度になると、すでに取り付けたほかの物がポロポロ取れてしまいそうなので、表から半田を流すことにしました。まず、半田を付ける部分をキサゲ刷毛で磨いてから、軽く半田を流して半田メッキしておきます。足は短めにカットして、少量の半田を流して固定します。多目に流れてしまっても、半田吸いとり線で吸いとれば適量が残るのでリカバーできます。

余計なハンダをキサゲで奇麗にして完了です。

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