2020年9月24日木曜日

U-Train製 南海22001系の作成 その①


みなさん、お久しぶりです。

Youtubeのコンテンツ、いかがですか?
流石にブログとYoutubeを両方するには時間が足りません。

今回は久しぶりに模型作成のブログネタを公開しようと思います。
今回からは南海シリーズの其の壱、南海高野線で活躍していたズームカー22001系、通称角Zです。

このブログで電車を取り上げるのは、初回に掲載したサンライズ以来です。
南海22001系はかつて「梅鉢製作所」というところが作っていたのですが、実はそれも持ってますが。。今回はU-Train製の南海22001系の制作です。


説明書は簡単な箇条書きのものと、パーツリスト、それと図面だけという。よくある内容です。キットには、MPギア関連のパーツ(ギア、モーター、ブラケット、車輪)と、シート、パンタグラフ等がないだけで、床下機器、屋根↑機器、室内灯、車番レタリングなど、全てが入っているてんこ盛りキットでお得感満載です。

さて、さっそく組み立てていきましょう。


まずは客室ドアのメンテから。
このキットはエッチングと、プレス曲げを主体としたキット構成で、ほぼ、エッチングで作られています。なので、エッチング抜きでできたランナーから切り出したバリとか、エッチングで抜いたバリなどの処理から始めます。


車体側はある程度処理はされていますが、断面が荒れているので細かい番手のやすりでバリ取りをしておきます。



バリ取りが終わったら、扉を車体に半田付けしてゆきます。扉には少しだけ段差表現がされており、既定の位置に「パチッ」とハマるので、位置決めは簡単です。


お面はロスト製。ロスト製のマスクと車体は、どのメーカーさんのキットでも合い辛いものなのですが、さすがU-Trainさんのキットは結構いい線行ってます。多少の修正は必要ですが。


連結面は他のキットと同様、妻板と車体をイモ付けする形態です。で気が付いたんですが。。。

この車端のR表現。南海21001系では、こちら側の妻面もロスト製で、角のRの表現がされているのですが、22001系では表現されていません。説明書にもそういう振りはありません。「コストダウンのためにスルーした?」とか考えましたが、どうしようもないので、さっそくオリジナルの業を入れることにしました。

0.8mmの真鍮角線。これを車体の形に曲げて、妻板の隅当てに使います。隅当てを入れることで、強度も増すので、一石二鳥なんですけどね。しっかり半田を流して固定したら、角を取ってRを表現してゆきます。


ええ感じになりました。コツは、まず角を45度の角度でやすり研磨します。幅は妻板とボディーの接合面が均一に見える程度。研磨した幅が均等になるように、削ります。真っすぐ削れたら、今度はRを付けるように削ってゆきます。最後に研磨スポンジで仕上げて終了です。

今回はここまで次は車体アングルの取り付けと雨樋の取り付け、乗務員扉用、水切りの取り付けです。



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