2019年6月2日日曜日

FUJI MODEL マロネ40のリメイク その⑬ 2両目 室内の制作

完成した1両目は早速お嫁に行きました。
2両目は1両目のノウハウを生かしてもう少しこだわって作ってみたいと思っています。
既に塗装まで完了していたのですが、等級帯のマスキングをはがすと塗装が剥離してしまうという久々のトラブルで、シンナープール行きとなりました。

このマロネ40はマスキングの手間省きをしようとこんなことをしてみました。


内装はすでにインクジェットプリンターから打ち出したものをプラ板に張り付けて作るという方法が定番になりそうなのですが、側板の内側もプリントアウトしたシールでやってしまおうという魂胆です。


今回は艶消しタイプのシール用紙を使っています。写真は切り出しが終わって所ですが、光沢フィルムに比べほんの少し厚みがあるので、このままでは切断面が目立ってしまいます。なので裏面から、艶消しの黒を切断面に筆塗りしています。


効果絶大です。今回は内装の切断目にも同様の加工をしています。手前に窓2つは塗装後。後ろの窓は塗装前です。


マスキングの手間が省け、塗装工程が簡略化できるので、塗装ミスのリスクも回避できるのですが、窓の位置がドンピシャの精度でないといけないので、作っては修正の連続。塗装よりはるかに手間がかかりました。おまけに切断面を塗ったりと、結局細かいこだわりで手間暇かかってしまった。実際に置いてみるとこんな感じです。


実はこれ、窓セルです。いつもは0.5tのPET板を使っていますが、薄めに仕上げたいので、今回は0.4tの透明プラ板を使っています。これを通常の窓セル同様、車体内側に張り付けるわけです。


通常は車体側に引っ付いたままになるわけですが、ボディーを被せればこんな感じになるわけですね。



さて、次は解放寝台の内装です。

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