内径0.4㎜、外形0.6㎜の精密パイプが届いたので、屋根上配管の工作に入ります。
ヒューズボックスから生えている配管を通して配管台座2つ分までにします。その他は0.6㎜のリン青銅線を使います。配管台座に厚みがあるので、そこではんだ付けして繋ぎます。
2020年10月21日水曜日
U-Train製 南海22001系の作成 その④
写真の様に光硬化樹脂を盛って穴埋めをします。光硬化樹脂で穴をふさぎ、ネイル用の紫外線照射ボックスに入れて硬化させます。
エコーモデルの掻き取りキサゲを使って余分な樹脂を削ります。
でできました。あと少しパーツ不足なのですが、これで塗装に入ることができます。
2020年10月18日日曜日
U-Train製 南海22001系の作成 その③
寒くなったり、暑く成ったり、体の調子が今ひとつ落ち着かない日が続いています。
さて、U-Tarain 南海22001系、少しづつではありますが、進めております。
今回はこのキットの佳境でもある屋根上配管の取り付けをしました。
塗装後、屋根部分は明るいグレーと、濃いグレーの2トーンにする予定なのですが、配管と配管台座も塗り分けようと考えています。配管台座はこの部分の屋根色の濃いグレーに、配管は明るいグレー。初めは配管台座を紫外線硬化の樹脂で仮固定してから、配管台座に配管を半田付けして、配管部分は別塗装、塗装後貼り付けという構想だったのですが・・・。
このキットはこのように配管台座は裏から半田付け。配管はその後でしか通せません。仕方ないので、まず配管台座を車体に半田付けしました。
配管台座が歪まないように、0.6mmのリン青銅線をガイドに裏から半田を流します。すべて終わったらキサゲして余計なハンダを削り取ります。なんせ数が多いので、大変でした。
で、車体を作っているときから気が付いていたのですが、1次型と2次型では配管が異なります。2次型は片方が3本。このキットは1次型で、配管は縦2列の2本。車体にあけられている穴は3本用に幅が広くあけられています。エラーなのか、梱包間違いなのか、今になっては分からずで、梱包違いだとしても、ここまで作成しているので、イチから組む気はありません。
なので、とりあえず組んでから、余った穴の部分を光硬化樹脂で埋めることにしました。光硬化樹脂は熱に弱いので、配管をすべて固定してから、最後に埋める予定です。
屋根上のヒューズボックスもこの時点で取り付けできるものは取り付けてしまいます。
パンタの空気配管も取り付けてしまいました。
今日はここまでの作業で終了です。次回は外径0.6ミリ、内径0.4ミリの精密パイプが届いたら配管を這わせたいと思っています。
2020年10月11日日曜日
U-Train製 南海22001系の作成 その②
南海22001系の制作が続きます。
今回は雨樋を付けるところから始まります。
雨樋はボディー下端から29.8mmの所につけるのですが、さてどのように半田付けするか悩みどころです。エコーモデルの雨樋治具では波打ってしまうんで、真っすぐ奇麗につける方法で悩むんです。今回はオシ16で使った方法で取り付けることにしました。
まず取り付けラインをノギスで卦がいてからマスキングテープをステンレス定規をガイドに張り付けます。マスキングテープの段に雨樋をのっけて部分的にマスキングテープで固定。そこに半田を流して固定します。乗務員ステップは、まず足と歩み板部分を半田付けしてから、裏から半田を流して固定します。
運転席下の床下機器は殆どがロスト製なので、作りよいのですが、多少形がいびつで修正が必要です。水平に真っすぐに気を付けて半田付け。エアホースは2個同時に半田付けしてあとでカットしないと、とんでもないことになります。エアホースの足に当たる部分はエッチングで溝を掘って曲げているだけなので、曲げている部分を半田で補強しておかないと、完成してから「ポロッ」てなってしまうので要注意。
床下機器は全てロスト製。抵抗器は本体はロストですが、メッシュの蓋は洋白のエッチングパーツを別付けとなっています。メッシュはそれぞれを塗装後に張り付けることにします。
次は台車の組み立てです。これもすべてロスト製。パーツの大小で、熱保持率が変わるので、半田付けする順番も考えないと。。って組み立てていると、実物写真となんか違う。
実物の台車は、アンカーがすべて左向きについていますが、キットのパーツは、2ペア分が逆向きとなっていました。
さて、工作は車体に戻して、車端の昇降ステップの取り付けをします。これもすべてロスト製。とても小さいパーツなので、ピンセットでつまんで「パチン!」って飛んで行ってしまって、失くしたら大変です。セオリー道りだとなら裏から半田づけするのでしょうが、完成後に足が折れてパーツが取れてしまうんですよ。さらに前面パーツはロスト製なので、熱回りが遅く、半田が解ける温度になると、すでに取り付けたほかの物がポロポロ取れてしまいそうなので、表から半田を流すことにしました。まず、半田を付ける部分をキサゲ刷毛で磨いてから、軽く半田を流して半田メッキしておきます。足は短めにカットして、少量の半田を流して固定します。多目に流れてしまっても、半田吸いとり線で吸いとれば適量が残るのでリカバーできます。
余計なハンダをキサゲで奇麗にして完了です。
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