2019年4月19日金曜日

FUJI MODEL マロネ40のリメイク その⑦ 塗装の後の事件と床下の制作

前回、マロネ40の塗装が完了したので、インレタ貼りとクリア塗装を行いました。同時に、マロネ41のクリア塗装も行いました。

が。。。。

クリア塗装をしようと、塗装済みの車体を見てみると。。


ガーン! クラックが各所に見つかります。修復不可能なレベル。せっかくここまで来たのにね。シンナープール行きです。マロネ40も細かいクラックが塗装面に見られたので、悩まずプールへドボンさせました。

塗装をして気が付いたこと多数。妻梯子が曲がっている件や、屋根の鋼板表現の筋が甘いという件。床下の制作が全然できていないという件。。

ということで床下の制作をしました。
完成写真です。(いきなりの完成写真ですいません)

基本的に車両史編さん会様発行のオハ35系にある空気調和装置のKM4型空気調和装置の機器配列を参考にさせていただいています。


変わっているのは空気ダメ、補助空気ダメの位置が変更されています。それに伴い配管の変更も行われています。蓄電池は本来ならもう少し厚みのあるものなので、同じ蓄電池箱を背中合わせに張り合わせてみようかと思ったのですが、塗装が困難になるため、断念しています。

KM4の場合、車軸から圧縮機回転用の動力を、電気と共に得られる構造なので、川崎式駆動装置を作ろうと頑張ってみました。

日光モデルのTR-47にはTR-23,11用にある様なブレーキ装置のオプションがありません。物は試しにTR23用のブレーキ装置オプションを取り付けてみました。片側の台車には川崎式駆動装置を取り付けるため端梁が下げられています。まずその表現です。端梁の一部をカットします。


あらかじめ空けておいた0.4ミリの穴に0.4ミリの燐青銅線を差し込みます。
これに1x1ミリの真鍮角線に0.4ミリの穴を上げておき、端梁の燐青銅線に差し込みます。半田付けをし、不要な部分は磨いて台座は出来上がります。


駆動装置をプラ棒でそれらしく作り、この左右に滑車が付くわけです。が。。。
車体につけてみると、見事に干渉! これじゃ台車が回りません。頭を下げてみると、ぎりぎりいけそうなのですが、前下がりはブサイクでしかありません。
なので、この案は却下としました。笑


不幸中の幸いか、TR-47もオプションのブレーキ装置をつけることで立体感がでてとても良い感じになることがわかりました。


いきなりの生地完成写真です。


初期のクーラー付き車両ですから、まぁ、それなりに賑やかな床下になりました。
欲望ではブラインクーラーからでたブライン菅を布巻き線で表現できたらとかいいなぁと思いました。




さ、このクオリティーであと2両作らなければ。そのうち1両は販売予定です。

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