工房には2両のC53がざいせきしているんです。
1両は流線形の43号機
工房のレイアウトはDCもDCCも両方走らせることができるのですが、3シリンダーの音を知らない自分にとっては、このC53の音を何とかDCCで再現したいなぁとながーいこと考えていたんです。どっかから出さないかなぁとか。
工房には2両のC53がざいせきしているんです。
1両は流線形の43号機
ブログでは お久しぶりです。ぢぢぃです。
日光モデルの3軸台車(TR-71、TR-73)用のイコライザー、以前から販売させていただいております。多くの皆様にご購入いただき、色々なご意見も頂戴しております。ありがとうございます。
改良版から車軸にフッ素樹脂を使うことで走行抵抗を大幅に軽減できたのですが、長時間走行で抵抗が増えるというご意見も数件届いております。
もちろん、当家のレイアウトでも同じような事象が確認できております。
なんでだろうかと、色々とモデリングをし直しては走行テストを重ねておるのですが、少しづつその原因がわかってきました。
ひとつは「イコライザーアームのガタツキ」です。これは難しい問題で、イコライザーアームが軽く動くようにするには、ボルスターとイコライザーアームの接続部に、ある程度のガタツキが必要なんです。軸に金属を使ったら?とかベアリングを使ったら?とかいろいろ考えたのですが、前者の場合は組み立てにかなりのスキルが必要になってしまいますし、後者は価格が倍くらいになってしまうこと(こんなサイズのベアリングはありませんが)なんで、どちらも現実的な解決方法ではないです。
じゃぁなんで遊びを作るとダメだったのか? という事を考えたのですが、おそらく支持点がある程度関係しているのではないかと考えました。
今までの製品では車軸を受ける部分(赤い線)と、ボルスターとの支持点(青い線)とが一直線ではないので、車体の重さが加わると、イコライザーアームが「ハの字」(右の図)になってしまっていました。もう一点はクリアランスの問題と思われます。現行商品ではフッ素樹脂をカットしてイコライザーアームの車軸受け部分に差し込むわけですが、フッ素樹脂パイプをカットする際の少しの変形が抵抗に繋がってしまいます。組み立て時はゴニョゴニョして軽く回るようになっていても、時間が経てばフッ素樹脂パイプは変形した形にある程度元に戻ろうとするので、時間がたてば動きが渋くなるという感じと思います。
現行商品では組み立てるために車輪を抜かないといけないので、再組み立ての時に歪んで入れてしまうと、車輪が左右に振れてしまいます。これも走行抵抗の原因になります。
まとめると
①イコライザーアームのガタツキ
②車軸支持点とイコライザー支持点とのずれ
③軸受の渋さ
④フッ素樹脂パイプをカットするときのパイプの変形
⑤再圧入した車輪の振れ
と、5つも考えられる原因が上がってきました。
と、い・う・こ・と・で…。
再々アップデートして申し訳ありませんが、再々改良版を作りました。
左が再改良版、右が従来版 |
先日CNCマシンとしても使っているSnapmakerのオーバーホールをしたのですが、実はオシ16用の窓セルを削りだしていて、どうしても誤差が出るのでやる気が出たわけなんです。 ということで、オシ16の窓セルを試しに削りだしてみました。 いい感じに削りだせました。製品にするにはま...