鉄道模型工房 BASE店を開店
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制作中の「オシ16」なかなか進みません。牛歩状態です。
今回は「御影モデルクリエイト」さんのインテリアキットが絶版再生産なしとお聞きして、急遽すべて自作となりました。御影モデルクリエイトさんのインテリアキットを使えば、サクッと仕上げられるのですが、今回のオシ16には色々新しい製法を取り入れる予定だったので、そもそも御影モデルさんの製品は使えなかったんですよね。まぁ「死ぬほど沢山作って、一つ当たる」程度の作り方ならそのうち出来るでしょうけど、それまでに何枚のアクリル板を廃棄して、身も心も切り刻んで仕舞うことか。
なので無難に窓セルは、一つの窓毎に切り出す方法をとっています。インテリアに関してはほぼ3Dプリンター出力+内装シールという構成になっています。
インテリアでポイントになるのは「椅子」だと思います。御影モデルクリエイトさんのインテリアパネルキットでは、テーブル席の椅子はたたまれた状態でしたが、私の場合、Fusion360でモデリングするので、開いた状態を再現してみました。塗装が結構大変でした。椅子の足がとても細くなるので、それをどう表現するか、どう支えるかで試行錯誤した結果、割といい方法を思いついたので、そのアイデアをもとにモデリングをしています。
カウンターの椅子は「オシ16」の特徴の一つなので、きっちりモデリングしました。テーブル席とは違うモデリング方法をとっていますが、なかなか良い仕上がりです。スケールで言えば、足はもう少し細いのですが、とれも折れやすいので、少し太めにデフォルメしています。
それぞれのパーツが仕上がったので、組み込みをします。
テーブルはレーザーカットしたものを組み立て、黒を塗った後シルバーを塗装し、テーブル面に作成した木目のシールを貼っています。
ビュッフェのカウンターはベースにあらかじめ椅子のポイントをカットしてあるので、その部分に、背の高い方の椅子を取り付けます。
窓側のカウンター席に使う椅子は背の低い方を使います。車体のアングルの上側に両面テープで取り付けられるよう、これもベースを作っています。ちなみに、この写真の奥にもベースが移っていますが、あればテーブル席の椅子の位置決め用のベース板になります。
これにて完成です。最近は曇天か雨続きなので室内での撮影ですが、そのうち屋外撮影をしたいと思います。青15号塗装の2000番台もそろそろ仕上がるので、それと一緒に撮影すると思います。今しばらくお待ちを。。
追加:少しの晴れ間を狙って写真を撮りました。